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令和7年11月5日「令和7年度 過労死等防止対策白書」を公表(厚生労働省)
2025年11月5日
令和6年度の過労死等の概要等が10月28日に厚生労働省から公表されました。
白書によると、仕事上の強いストレスで精神障害になったとして
昨年度、労災申請されたのは3,780件、そのうち労災認定がされたのは1,055件で
いずれも過去最多となりました。
自殺(未遂を含む)はおおむね横ばいとなる一方
自殺以外では精神障害になったとして労災を申請した人は3,578人で
平成22年度(1,010人)のおよそ3.5倍に増加しています。
その他、主な調査内訳をみてみると、
① 男女別では、男女とも年々増加しているが、「女性」が「男性」を上回っている。
② 業種別では、「医療・福祉」が最多で「製造業」「卸売業、小売業」の順となっている。
③ 要因別では、「上司や同僚とのトラブル」「顧客などからの著しい迷惑行為」などの対人関係が最多となっている。
などが挙げられます。
白書では、ハラスメント対策に重点を置き
精神障害の労災申請が増加する要因の分析と対策を進めていく必要があるとしています。
詳細はこちら ➡ 「令和7年度版 過労死等防止対策白書」を公表(厚生労働省)
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