昨年12月17日に、令和６年度の補正予算が成立したことで、両立支援等助成金が改正されました。

拡充されたのは、以下の２つです。

①出生時両立支援コース

　男性の育児休業取得を促進するために、第１種と第２種があり

　第１種を取得した場合に、第２種も取得できるものでしたが

　今回の改正で、第１種を未受給でも、第２種を申請可能とし、

　また、申請年度の前年度を基準とし

　男性育休取得率が、30ポイント以上上昇し、50％以上となった場合等で

　支給額が、60万円に増額されました。

②育休中等業務代替支援コース

　育児休業中や、育児短時間勤務中の業務体制整備を円滑にするための支援で

　これまで中小企業を対象としていましたが

　今回の改正で、労働者数が300人以下の事業主も対象となり

　支給額も増額されています。

リーフレット（裏面）には、両立支援等助成金の企業活用例も掲載してあります。

男性の育児休業取得率は、少しずつ上昇していますが

今後も、男性の育休取得促進にむけて、職場の環境整備を整えていく必要がありそうです。

詳細はこちら　➡　両立支援等助成金が拡充され使いやすくなりました　（厚生労働省）