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令和6年5月29日「職場のハラスメントに関する実態調査」報告書を公表(厚生労働省)

2024年5月29日

厚生労働省は全国の企業・労働者を対象に

企業におけるハラスメントの状況と対策、及び労働者の意識等把握のために

3年ぶりに調査を実施し公表しました。

過去3年間のハラスメント相談傾向は、割合の高い順で

①パワハラ(64.2%)、②セクハラ(39.5%)、③顧客等からの著しい迷惑行為(27.9%)

④妊娠・出産・育児等ハラスメント(10.2%)、⑤介護休業等ハラスメント(3.9%)などとなっています。

令和2年度に比較して、いずれのハラスメントも増加しています。

また、近年、社会問題化している

「顧客等からの著しい迷惑行為」いわゆるカスタマーハラスメントについての取組みも

一般消費者と接触頻度が高い「医療・福祉」、「金融業・保険業」、「宿泊業・飲食サービス業」などの業種で

取組みを実施している割合が高くなっています。

そうした企業では取組みを進める上での課題として

「迷惑行為に対応する従業員等の精神的なケアが難しい」との回答が多くありました。

「社内環境」だけでなく、「社外環境」(顧客等)との関係性も踏まえた対策が求められます。

詳細はこちら ➡ 「職場のハラスメントに関する実態調査」(厚生労働省)

 
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