スタッフブログ
令和5年7月20日「今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会報告書」公表
2023年7月20日
厚生労働省は「今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会」を開催し
現状の分析や今後の在り方を検討、このたび報告書を取りまとめ、公表しました。
具体的な事案としては
(1)子が3歳になるまでの両立支援の拡充
①テレワークの活用
②短時間制勤務制度の見直し
(2)子が3歳以降小学校就学前までの両立支援の拡充
①柔軟な働き方を実現するために、事業主が各職場の状況に合わせて
以下、2以上の制度を選択して措置を講じる義務を設けることが必要。
・短時間勤務 ・テレワーク ・始業時刻の変更等 ・新たな休暇の付与
②残業免除(所定外労働の制限)を、3歳以降小学校就学前まで請求可能とすることが必要
(3)子の看護休暇制度の見直し
①取得可能な年齢を、小学校3年生修了時まで引上げること
また、子の行事(入園式・卒園式など)や、感染症に伴う学級閉鎖等にも
活用できるようにすることが必要などです。
その他、育児休業取得状況の公表や取得率の目標設定
次世代育成支援に向けた職場環境の整備などにも言及しており
企業側で対応していくことが必要になると思われます。
今後は、雇用政策審議会雇用環境・均等分科会で継続審議される見込みですので
引続き注視していきたいものです。
詳細はこちら ➡ 「今後の仕事と育児・介護の両立支援に関する研究会報告書」 (厚生労働省)
川崎・横浜・東京の社会保険・労働保険手続き、給与計算はお任せください。
プライバシーマーク取得事業者 社会保険労務士法人
マス労務コンサルティング