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令和5年10月10日「令和4年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」
2023年10月10日
厚生労働省から「令和4年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」が公表されています。
総合労働相談の件数は、約124万件を超え15年連続で100万件を超え、高止まりしています。
そのうち、民事上の個別労働紛争相談件数は、27万件を超え
相談内容は「いじめ・嫌がらせ」が約7万件で11年連続して引き続き最多となり
次いで「自己都合退職」が約4万2700件、「解雇」が約3万2,000件の順となっています。
「いじめ・嫌がらせ」を無くし働きやすい職場環境を整えていくには
従業員全員の意識改革が必要です。
「従業員間(社外従業員を含む)の距離感を公平にする」こと
「共に働く仲間として役職や立場にかかわらず丁寧に接すること」など
基本的なことを継続していくことが大切です。
研修等を活用して定期的に職場環境をチェックし
改善点があればその都度対応することが必要です。
※「いじめ・嫌がらせ」の代表例であるパワハラについての相談は
昨年の4月より労働施策総合推進法の改正で、同法に基づき対応されるため 「総合労働相談」のうち
「法制度の問い合わせ」や 労働基準法等の違反の疑いがあるもの」として計上され
「民事上の個別労働紛争の(いじめ・嫌がらせ)」の相談件数には計上されていません。
同じく、同法に規定する紛争について、その解決の援助の申立や調停の申請があった場合には
同法に基づき対応しています。
詳細はこちら ➡ 令和4年度 個別労働紛争解決制度の施行状況(厚生労働省)
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