雇用保険における失業手当の支給にあたっては

原則として受給資格者がハローワークに４週間に１回直接赴き

対面方式で労働の意思及び能力を確認することで、失業状態にあることを認定しています。

令和５年４月からはオンライン環境が整い

自治体の協力が得られた離島地域（一部地域の離島は１月）において

デジタル技術による来所によらない失業認定を試行していますが

今般、新たに北海道・宮城・東京・新潟・愛知・大阪・広島・香川・福岡の

全国９所の大規模ハローワークで実施することになりました。

対象は、今年７月24日以降に最初の手続き（受給資格決定）を行う方のうちの希望者で

①　障害のある方や子育て中の方など、来所が難しい方等

　　（自宅からのオンライン面談で失業認定が可能に）

②　計画的な早期再就職を目指してハローワークの支援を受ける方

　　（オンラインでの手続きのみでの失業認定が可能に）

となります。

失業認定オンライン化の効果については

今後検証を行い、令和６年６月を目途に結論を得る予定です。

詳細はこちら　➡　失業認定におけるデジタル技術の活用について（厚生労働省）