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令和4年8月31日「令和3年労働災害 4年ぶり死亡者数増加」

2022年8月31日

令和3年は労災による死者数が増加してしまったようです。背景にはどんなことがあるのでしょうか? 
労働新聞によると、

わが国の労働災害による死亡者数は長期的には減少傾向を示してきたが、令和3年は4年ぶりに増加に転じてしまった。死亡者数は867人で前年を65人上回る。死傷災害件数も増加しており、14万9918人。前年と比較して1万8762人の増加で3年連続増えている。

 死亡者数の数字を押し上げたのは、建設業と陸上貨物運送事業だ。建設業の死亡災害は288人で前年より30人も増加した。陸上貨物運送事業は95人で8人増えている。

 建設業の労災増加の背景には、人手不足が原因にある。3年度は建設作業員の有効求人倍率が増加。さらに3年の新築住宅着工戸数は前年比で5%増という状況だ。

 人手不足は、現場の混乱を招く。とくに管理者クラスの人員不足が深刻で、一人にかかる業務量が増大している実態があるという。管理者が多忙だと現場に目が行き届かなくなる。作業員は自分の判断で機械や設備を扱い、事故となるケースが少なくないそうだ。忙しさから元請・下請間のコミュニケーションが不足しており、安全衛生活動の形骸化につながっているとの指摘もある。

 陸上貨物運送事業も人手不足に悩んでいる業界だ。若者の車離れもあり、ドライバー不足は慢性的な状況となっている。また、コロナ禍の影響により、外出自粛で宅配便取扱個数が増加。ドライバーは過重労働を強いられ、疲労感が取れないままの運転となっている。事故が起きやすい状態なのは、いうまでもない。

 死傷災害の増加は「転倒」が要因にある。転倒は、高年齢になるほど労働災害率が上昇する。高齢化が進むわが国の重要課題といえる。

引用元:【今週の視点】令和3年労働災害 4年ぶり死亡者数増える 死傷者数も上昇傾向|労働新聞 今週の視点|労働新聞社 (rodo.co.jp)

 

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