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令和4年4月20日「iDeCo(個人型確定拠出年金) 加入要件が拡充されます。」
2022年4月20日
iDeCoは、現在、「老後資産形成」として約230万人の加入者が利用していますが
2022年からの法改正による加入要件拡充で
さらに制度の充実が図られることになりました。
(改正①)加入年齢が65歳になるまで引上げ(2022年5月~)
現在は加入可能年齢が60歳になるまでですが
今回の法改正では以下の方も加入できるようになります。
①会社員や公務員などサラリーマンとして働く60歳以上65歳未満の方
②国民年金に任意加入している60歳以上鵜65歳未満の方
(改正②)企業型確定拠出年金(以下「企業型DC)とiDeCoの同時加入要件拡充(2022年10月~)
①企業型DC会社掛金引下げの労使合意、規約の変更等がなくてもiDeCoとの併用が可能
②「マッチング拠出」と「iDeCoと併用」は加入者が選択できる
iDeCoは従来より、税制面でも大きなメリットがあることなどから
資産形成に役立つ制度として利用されてきましたが
この法改正により、60歳代前半のサラリーマンがiDeCoに加入できるようになるため
今後、加入者の増加が見込まれます。
企業としても、準備を進めていく必要があります。