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令和2年10月27日「賃金の引き下げ・賞与の不支給について」

2020年10月27日

新型コロナウイルスの影響から多くの企業で、

今年度業績の赤字決算や売り上げの減少が多く聞かれます。

その際に、従業員への給与引き下げや賞与の不支給について

よく相談を受けるようになりました。

まず、賞与については、就業規則や賃金規程でどのように

なっているかを確認しましょう。

年俸制で基本給に組み込まれているなど支払金額が確定している場合は、

支払義務があるので、業績が悪くなったといって一方的に不支給にすることは

難しいです。

支払額が確定しておらず、「業績による」等にしている場合は、

不支給にしても問題はありません。

給与の引き下げに関しては、就業規則や賃金規程、労働条件の変更等

会社の一方的な変更で引き下げることはかなり難しいでしょう。

必ず、引き下げに関する過半数労働組合や従業員各人からの同意が必要となります。

給与も賞与も従業員にとっては、生活基盤のすべてとなりますので、

引き下げや不支給はやむを得ない状況であっても、従業員の会社への信頼を損なう結果になれば、

業績以上に会社に致命的なダメージを与える可能性もあります。

非常に厳しい判断になるとは思いますが、慎重に検討・実施をする必要があります。

 

宮﨑

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